効果を高めるたためには筋トレはいつでもいいというわけではなく、ベストなタイミングと時間帯というものがあります。
食事前なのか? 食事後なのか? 朝なのか? 夜なのか? 寝る前なのか?
今回は筋トレをする効率のいいタイミングを明らかにし、食事前の空腹時と食事後の満腹時に筋トレを行ういくつかのデメリット、そして早朝トレーニングのメリットもまとめていきます。
CONTENTS
ダイエット効果の高い筋トレの時間帯とは?
それはズバリ、空腹でも満腹でもない時間帯です。
つまり夕食後2時間くらいです。
空腹時と満腹時に筋トレをすることは、それぞれ大きなデメリットがあります。
詳細は次の項目で説明します。
食事前の空腹時に筋トレをする2つのデメリット
まず、筋トレを行うには筋肉を動かすためのエネルギーが必要となります。
ですので、体内の栄養が満ちている時間帯こそが筋トレのベストタイミングです。
栄養が足りていない空腹時に筋トレをするのは2つのデメリットがあります。
1.食事前の空腹によるパフォーマンスの低下
あまりにもお腹がすいていると気が散ってしまい、筋肉をうまく意識することもできず、
パワーも十分に出せないまま終わってしまいます。
筋肉を意識できないトレーニングはやらない方がマシなのです!
2.エネルギー不足中の筋トレで筋肉が減ってしまう可能性がある
これを「カタボリック」というのですが、
食事前の空腹時はエネルギー不足の状態なので、体は筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとし、逆に筋肉を落としてしまうのです。
筋肉を増やすために行なっているのに、意味がないですよね!
筋トレはしっかり栄養が足りた状態で行うようにしましょう。
食事後の満腹時に筋トレをする3つのデメリット
栄養が足りた状態といっても、満腹時にトレーニングを行うこともまたデメリットが3つあります。
1.消化不良を起こす可能性がある
食べ物を消化するまでは1~2時間と、ある程度時間がかかりますのでその時間は休み、筋トレはしない方がいいでしょう。
食事後すぐの運動は、胃の消化機能を鈍らせます。
2.満腹なためパフォーマンスを発揮しにくい
空腹時もエネルギー不足でパフォーマンスが下がりますが、満腹時も消化のために胃腸が活発に動いており、パフォーマンスが下がってしまいます。
3.筋トレをしても脂肪を燃焼させにくい
エネルギーが十分に補給されているため、消費されるエネルギーが糖(グリコーゲン)のみで十分足りてしまい脂肪を消費するまでに至らないことが多くなります。
筋肉は睡眠中に作られる! 寝る前の時間帯が効率が高い!
食事後2時間以降がベストというなら、朝食後や昼食後でもいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
もちろんそれでも効果は得られます。
ですが、実は筋肉というものは睡眠中に作られるものなので就寝時間に近い夕食後がベストの時間帯と言えます。
仕事が終わって帰宅し、夕食をとって少し休んだ後、筋トレをしてシャワーを浴び、睡眠をとる・・・という流れは社会人でもやりやすいのではないでしょうか。
1日の基礎代謝を上げたい方は朝の筋トレもオススメ
朝の筋トレや運動は代謝を活発にし、その後その代謝を何時間も維持できます。
代謝が上がればデスクワークでほとんど体を動かさない人でも代謝が高い状態で1日を過ごせます。
朝仕事前にトレーニングをして出勤するスタイルの欧米人も多いといいます。
朝から活発に体を動かすことはその後の仕事にも高い集中力を発揮し、仕事も捗るそうです。
Girl Fit編集部まとめ
- 最もベストな筋トレの時間帯は夕食後2時間!
- 空腹時の筋トレは筋肉が減ってしまう可能性がある(カタボリックという)
- 満腹時は筋トレをしても脂肪を燃焼させにくい
- 筋肉は睡眠中に作られるので寝る前の時間帯の方がより効率的
- 朝の筋トレは1日の基礎代謝をアップさせ、脂肪燃焼! ダイエット効果がある
そして7時には出社という生活パターンらしいぞ!